座り姿勢の改善を行う上で、必ず必要になってくることがあります。
それが「骨盤を立てて座る」ということです。
これを「骨盤起立」といいます。
骨盤起立が身に付けば、子どもたちの姿勢は必ず良くなります。
1.骨盤は起立している
次に、理想的な背骨のカーブについて見てみたいと思います。
通常、私たちが立っているときの背骨を横から見てみると、
骨盤は上の写真のように起立している状態です。
横から見ると、上と下に細長い楕円形をしています。
この楕円形が真っ直ぐ立っている状態を「骨盤起立」の状態といいます。
2.腰は緩やかに前側に反っている
骨盤が起立していれば、腰は緩やかに前側に反る状態になるわけです。
上の写真からも分かるように、
骨盤が後ろに傾くと、背骨は反ることができません。
理想的な背骨のカーブであるS字カーブをつくるために必要不可欠な状態、
それが骨盤が起立している状態なのです!
次に、骨盤起立の状態で座るために身に付けなくてはいけないことを紹介します。