悪い姿勢になると、肩が前にくることで胸郭が広がりにくくなり、
その結果、酸素を摂取する量が減ってしまいます。
私たちの脳は、採取した酸素の20~25%を使います。
呼吸が浅くなると脳の働きにも影響が出てきます。
また悪い姿勢でいると、本来動かせる範囲の関節の動きが制限され、
背中を丸めた姿勢では腕を真上に持ち上げにくくなります。
そういった姿勢で無理に体を動かそうとすると、
関節を痛めたり、椎間板ヘルニアになりやすい状況が生まれてきます。
また昨今、姿勢が肩こりや腰痛の原因になることはよく取り上げられています。
重たい頭や腕を支える際、姿勢が悪いと筋肉を使って支えることになります。
その結果、首のこりや肩こり、緊張性頭痛といった
様々な筋肉の不調につながってくるのです。
正しい姿勢は
1.深い呼吸をしやすい
2.ケガをしにくい
3.筋肉が凝りにくい